ようやくバンコク中央駅のファランポーンに到着した時、辺りはすっかり真っ暗になっていました。
「これからホテルを探すのは大変だ…」と思いながら改札を出ると、駅構内に旅行会社のオフィスらしきものがありました。「もしかしたらここでホテルを紹介してもらえるかも?」と中に入ろうとすると、ちょうど店じまいするところらしくスタッフのおっちゃんがシャッターを下ろし始めました。あわてて中に入り事情を説明すると、すぐ近くにバンコクセンターホテルというホテルがあり、ここで予約できるとのことでした。
「じゃあ予約します。」
「イエス・サー、1,000バーツ。」
「ここで払うの?」
「イエス。」
「今払うの?」
「イエス!」
ここで払ってホテルに行くとまた払わされるんじゃないかと疑いながらも、おっちゃんの勢いに負けて1,000バーツ払いました。代わりに予約証の様なものを渡され、ホテルまでの道順を教えてもらい、駅を出ました。
しばらく歩くと前方の建物が並んだ向こうにBANGKOK CENTER HOTELの看板が見えてきました。しかし、看板に向かって真っすぐ歩いて行くと入り組んだ路地に入りこんでしまい、看板は見えていてもなかなか到着することができませんでした。
重いリュックを担いで路地をぐるぐる歩き回ってようやくホテルに到着。レセプションで予約証を見せると料金を二重で払わされることもなく、部屋の鍵を渡してくれました。
部屋に案内されボーイが出ていくとやっと一息つくことができました。全身汗びっしょりになり、疲労も限界に達していましたが、日本からはるばるここまでやってきたことを考えると、何か達成感というか満足感というか満たされた気持になりました。
安心したとたん急にお腹が空いてきたので、食事をしに外へ出ることにしました。さっき来る時に屋台がたくさん並んだ通りがあったので、そこに行ってみました。
いろいろな屋台が並んでいたのですが、注文の仕方も分からないし、どんな料理の屋台かもわからなかったので、どこにするか決めかねてしまいましたが、思い切って適当な屋台のテーブルに座ることにしました。
するとおばちゃんが注文を取りに来ましたが、もちろんタイ語で何を言ってるのか全く理解不能。そこで、隣の席の人が野菜炒めのようなものを食べていたのでそれを指さし、これと同じやつとご飯をくださいと英語&身振り手振りで説明。
しばらくすると、注文通りの品を持ってきてくれました。味は特に辛くなく中華料理に近いもので食べやすかったのですが、ご飯はちょっとパサパサしていました。ビールも飲みたかったのですが、注文の仕方が分からなく断念。
お腹がいっぱいになると疲れのせいもあったのか眠くなってきたので、この日はすぐにホテルに帰って寝てしまいました。
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